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三十路男!12歳年下の娘との恋愛体験談

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「越後さんですか?」

そこに立っていたのは、ほんのり茶色の軽くウェーブがかかった髪の毛の間からのぞく、大きなリスのような瞳。
血管が透けそうなほど、白くて透明感のある頬を、寒さで桃色に染めて、喜びを隠せないかのように口元をほころばせる女性が目の前にいたのです。

そして、呆然としていた私は、ピンクの柔らかそうな唇から「はじめまして。由比です。会えて嬉しいです!」という言葉を聴き、やっとわれに返ったのでした。

こんな事を言うと「何を大げさに!」と思われるかもしれません。
もちろん!冷静な目で見れてたわけは無いんですが、仮に偶然道ですれ違ったら、ちょっと振り返ってしまうくらい、小さくて、綺麗で、透明感があるんです!いや、マジで!

「さむいですね~!すっごい厚着してきちゃいましたよ(笑)ダルマみたい(笑)」

なんて言うけど、全然ダルマじゃない。

とにかく私は「あ、そそそうだよね!あ!そうだねっていうのはダルマってことじゃなくて、寒いってことで。あの。どこか、入ろう!ね!あ…もちろん人がいるところね。あの、喫茶店とか、カフェ?とか?」と完全にキチガイ化してしまう有様。

彼女のほうが落ち着いてて、そんなキチガイぶりを笑ってくれたおかげで、本当にやっとちょっと落ち着いて、空いてる店を探しながら、冬の新宿を歩くことになりました。

かなり身長差があるので(それでも私は165cmくらい)、彼女は歩く最中に話すだけでも、かならず私の顔を見上げながら歩くから、時々物や人にぶつかりそうになって「ごめんなさい!」なんて謝ってる。

その日は日曜だったのもあって、なかなか空いてる喫茶店が見つからないまま、歩きながら色々彼女の話をした。

由比さんは今21才で、高校を出てから、結婚式場で働いていること。

将来はウェディングプランナーっていうのになりたいっていうこと。

洋服はトゥモローランドってとこのが好きで、ウーロン茶ばっかり飲んでる。ラーメンが好きだけど太っちゃうからあんまり食べれないっていうこと。

家に帰ってDVDを見るのと、私とメールすることが最近の楽しみだということ。

かなり寒い日だったんだけど、私は歩くうちに全然気にならなくなってしまった。
由比さんも、入れそうな店を見つけても「越後さんさえ良ければもうちょっと歩きながら話ませんか?」なんて言って、寒い外に私を連れ出す。

ほんとに楽しかった。ずっと歩いていたかった。30年以上生きてきて、こんな気持ちになったのは初めてかもなんて思った。

この時、この後起こるとんでもないことに私は気づいていなかったんです。

※続く

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