出会い系が繋いだ美しい友情ストーリー
管理人の越後です。こんにちは。
今回は本当にあった「出会い系が繋いだ美しい友情ストーリー」をお届けいたします。
「大卒が工場にやってきた!体験談!開始!
郊外のゴミだらけの森の中、ひっそりと佇むサンドイッチ工場は、まだ幼い朝日を浴びながら、家路につく夜勤出勤者達を一斉に吐き出している。
その中で二人の男が、不自然な格好で背中を曲げ、一つの携帯電話を覗き混んでいる。
二人は某有名人妻出会い系サイトで、セックスレスに悩む「ゆい」という人妻とメールしているのだ。
- ゆいさんからのメール
-
ケイタさんなら安心して会えそう。
旦那がいない昼間なら大丈夫なんだけど、よかったら今からどうかな?
そのメールを見ると、ケイタは「よっしゃー!やった!さすが越後先輩!すごいっすよ!」と叫び、隣の越後にメールを見せた。
越後は、すっかり出会い系を使いこなせるようになった後輩のケイタの晴れやかな横顔を眺め、ケイタがその工場に入った時の事を思い出していた。
その工場は、事務員以外「24時間フル稼働」+「連続12時間労働」という東南アジア並みの労働条件と賃金の為、毎日のように人が辞め、新人が入る。その新人の中にケイタはいた。
日本人(学歴無し)・・・役3割 ※管理人所属
外国人(ビザ有り)・・・役1割
日本人(ユビ無し)・・・役0.5割
外国人(ビザ無し)・・・役5.5割
という、北斗の拳の20XX年に酷似した人間構成の職場にあって、ケイタの「大卒」という肩書きと、そこはかとないイケメンの顔は、「アホ丸出し」といった工場の面々から明らかに浮いていて周囲も緊張しているようだった。
しかし、そのなかで一際緊張している人間がいた。
新人が配属になる班のピクルス班班長、越後である。
21才のケイタに対して、越後は「自分と10才近く年の離れている人間と付き合ったことがない」ばかりか、なんなら「30才にもなって10才近く年下からカツアゲされたりする」タイプの人間である。
越後から見ればケイタは人間よりもエイリアンに近く、全く理解しあえない存在なのだ。
そんな未知の星「大学」からやってきた新人さんに「ひたすら流れてくるパンにピクルスを載せるだけ」というIQゼロな労働をさせていいのだろうか?
案の定、ケイタは10秒で仕事内容は完全に覚えてしまい、他に言う事など全く無い。
越後はタイムカードなどを用意して「じゃあ後は昼休みが終わってから」とボソボソ告げると、一人で逃げるように工場の裏のプレハブに向った。
出会い系をするためである。
昼休みに出会い系をするのは越後の日課なのだが、これは誰かに知られてはならない越後の一人だけの秘密だ。あっというまに「キモオタ」の烙印を押されることは目に見えている。
しかし、その日の越後は完全に油断していた。
人妻からの「旦那のセックスで満足出来ないから」というメールの写メがあまりに美人だったからだろうか。それとも二枚目に送られてきた写メが「その人妻のオナニー写メ」だったからだろうか。
突然、背後に気配を感じ、振り返った越後の目の前に飛び込んできたのはケイタだった。
ケイタの目は真っ直ぐに越後の携帯の液晶を見つめている。
「終わった…。はい。貴方の先輩はキモオタでーす…」
しかし、そう思っていた越後の耳には信じられない言葉が届いたのです。
「出会い系すか?俺もやってんスけど、まだ会えた事ないんスよ~。コツとかあるんですかね?」
この時、二人の間に年齢を超えた友情が芽生えたのである。
上に書いてるバイトに行ってきます。
帰ってきたら続きは更新します。
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